採用インタビュー

つくる側から、動かす側へ ― 二人のPMがトライの先に見つけた「自分らしさ」

作成者: イジゲングループ|Jun 29, 2026 11:27:30 PM

つくる側から、動かす側へ──二人がPMになるまで

現在、どのようなお仕事をしていますか?

高倉さん:PMとしてプロジェクトの進行管理や、お客様とのやり取り、社内の調整など様々な業務を行なっています。PMの仕事は、プロジェクトを前に進めるためになんでもやるという役割と思っているので、その気持ちで日々向き合っています。

鈴木さん:現在新卒入社4年目ですが、入社して2〜3年は設計・実装、いわゆる下流工程が中心でした。ここ1年は上流工程で、DXの提案や、システムを作る前段としてのお客様の業務整理、要件定義にも挑戦しています。

高倉さんのこれまでのご経歴を教えてください。

高倉さん:新卒からプログラマーとして働いており、その後イジゲングループに入社したときはちょうど子どもが小学1年生で、時短だったこともあり、開発サポート業務を行なっていました。開発で困っている部分やエンジニアの知識が必要な部分にサポートとして入っていました。

私はもともと、品質保証をみる人(QA)になりたかったんです。品質を保証する人は、要件定義の段階からプロジェクトに参加するのがベストと思っていたので、それができる人を目指していました。

あるとき、上司である永井さんに「次はどんな仕事をやりたいか」と聞かれて、「要件定義ができる人になりたい」と伝えたところ、永井さんは「要件定義ができる人=PM」と定義されていて、気づいたらPMへの道を進んでいました。永井さんには「PMをやりたいと言ってくれた唯一の人」と言われます。

鈴木さんのPMとしての挑戦を始めていかがですか?

鈴木さん:まだ自分がプロジェクトのリーダーになって動かす立場ではないですが、システムを作る前に「どういうものが欲しいか」「どんな機能を作るか」などと、お客様のフロントに立ってやり取りして決めるところに昨年からチャレンジし始めました。

僕はプライベートでバンドをやっていることもあり、お客様とコミュニケーションをとることも自分の中でシナジーが生まれている部分も多いと思っていました。上流工程に携わると自分でいろいろと提案ができて、お客様から「いいね」という反応をもらえるということがとても嬉しいです。

その反面、型のない仕事なのでそれぞれの個性がよく出ることも分かりました。下流工程の業務は、個性の出しどころもあるけれど、正解が存在する部分も比較的大きいです。しかし、上流工程に携わると、お客様一人ひとりに合わせる柔軟さが求められるので、そこが今までにない感覚で難しかったです。

PMという立場から業務に向き合う中で必要なスキルや「自分らしく」働く

PMとしての難しさや楽しさはいかがですか?

高倉さん:難しさは、プロジェクトごとに違っていて、やり方に型がないことですね。毎回プロジェクトに入る前は不安で胸がいっぱいです。最終的には何とかなると思っているけれど、何とかしている間は基本ずっと苦しいのかもしれません。PMは、エンジニアから「これどうしますか」と言われたときに、判断しないといけません。その判断をぱっとできるようにするために、自分の中にプロジェクトを落とし込むという過程があります。

あぁでもない、こうでもないと試行錯誤していると、「ようやくプロジェクトが自分の中に入ったな」となる感覚があります。その瞬間ようやく第一の不安から解放されます。

やり方に型がない分、まずは一番最初の「課題を引き出す力」がPMに必要なスキルになるのかとも思いましたが、いかがでしょう。

高倉さん:なると思います。

鈴木さん:僕は最近そこに挑戦し始めたばかりなので、最初の方は、「お客様先に一緒に行こう」と言われたとき、何を聞いていいか分からなかったですね。どういう聞き方をすればどう答えてくれるのか、そもそも何を聞けばいいのかも全く分からない中で、経験を重ねて少しずつ勘どころを身につけていっている、という感じです。

高倉さん:私もまだ勉強中です。鈴木くんの方がもっと上流の業務整理をやっていて、私のところにはある程度課題化された状態で降りてきます。その中からのヒアリングはできますが、何もないところから課題を見つけるのは、これからできるようになりたいです。

自分自身が判断していく立場だからこそ、PMその人の色=カラーが出てくるんですね。

高倉さん:出ますね。以前、半期表彰を受賞したのですが、その時に永井さんが「PMはその人のカラーがあって、高倉さんもようやくそれを見つけましたね」と言ってくれたことがあって。私は「私についてこい」と先導するタイプではなく、みんなに背中を押してもらいながら進んだり、みんなの背中を押したり。横並びで一緒に進んでいくようなタイプだと思います。自分では勝手に「寄り添いのPM」と呼んでいます。お客様にもエンジニアにも寄り添う。不安なところや納得いっていないところを無視して進めることはやりたくないと思っています。歯車が噛み合わないと、結局はチームがうまくまわらなくなると思っているので、なるべく不安や不満は汲み取って、とりこぼさないようにしたいと思っています。

鈴木さんは、いかがですか?

鈴木さん:僕はまだ駆け出しなので大きなことは言えませんが、性格的に完璧主義で心配性なところがあって、いろいろと求めがちなところがあります。その反面、柔軟なところは自分らしい部分かなと思っています。一つの目的に向かうために、時と場合によって自分やチームメンバーの考え方をすり合わせながら進めていきたいと考えており、そこは自分らしさかなと思っています。

高倉さん:仕事ぶりをいつも隣で見ていますが、鈴木くんは完璧主義者だけど柔軟性もあって すごいなって思ってます。

チームで挑むから、おもしろい。
イジゲングループの開発業務のおもしろみ

イジゲングループでの仕事の面白みはどんなところだと思いますか?

高倉さん:他の会社と違うのは、何でもやらせてもらえること。「あなたはこの役割だからこれ」と決めつけずに、「やってみたらいいじゃん」という任せ方をしてくれるところですかね。常に挑戦的な会社だなと思います。また、クリエイティブチームがいて一緒にプロジェクトを進められることも心強いです。個性的で面白い人が多くて、そういう人たちと一緒に仕事ができるのは、すごく面白いです。

鈴木さん:僕もまさに、何でもチャレンジできる環境が揃っている会社だと思っています。社内にいろんなことができる人がいて、困っても必ず相談できる環境なので、お客様に「イジゲングループならこういうこともできます」と幅を見せられるのも一つの魅力です。

これまでで楽しかった案件、難しかったけれど学びがあった案件を教えてください。

鈴木さん:どの案件も楽しかった・難しかったの2つに分けるのが難しくて、全部表裏一体なんです。本格的に上流工程に入った最初の仕事では、2週間に1回くらい大分から福岡に出向いてヒアリングして、今までにない環境に身を置きました。何度か訪問させていただくうちに、永井さんに「鈴木くんがメインで喋ってみてよ」と任せてもらえて。やったことのないことを任せてもらえて、試行錯誤する過程が楽しい反面、心配性なので「大丈夫かな」「どう準備すれば」と、大変な一面もありました。

高倉さん:私も鈴木くんと同じで、どのプロジェクトも、始まって納品直前までずっと苦しいです。一番印象に残っているのは、とある金融系企業様のプロジェクトです。プレッシャーもある中でしたが、クリエイティブチームもエンジニアのメンバーも、みんなに支えられて何とか乗り越えました。苦しいのは今も一緒ですが、違うのは「何とかなる」と思えるようになったことです。

最後に形になって、みんなで「やったね」と言えて、お客様が触って「すごいね」と言ってくれた瞬間に報われる気持ちになります。そのたびに、エンジニアのメンバーたちと絆が生まれている気がしています。学生の頃の文化祭や合唱コンクールなどでみんなで達成感を分かち合う、あの感じを大人になっても毎回味わっています。

4Tの中で、ご自身が一番意識しているTは?

高倉さん:言葉だけで捉えると、今までやってきた仕事なら絶対にTeamshipです。チームで動くことが多く、みんなが同じ方向を向いて、ワンチームで挑めないと戦えないと思っています。ただ、その中には絶対にプロフェッショナルという部分がないとダメだと感じています。プロフェッショナルな気持ちを持って、チームシップを作っていくという感じです。最近はAIが浸透して「1人で回せるよね」というプロジェクトも増えてくると思うので、チームのあり方も変わってくるのだろうなと思っています。今はまだ小さなチームシップを言っていますが、もっと広い範囲のチームシップになっていくのかなと思います。

鈴木さん:僕はトライかなと。心配性で完璧主義なので、お客様の前に立つまでにたくさん準備します。準備しているときの自分は「本当に大丈夫かな」という気持ちで頭がいっぱいで、自己肯定感が低いこともあります。しかし、めっちゃ準備したという自覚はあるので、本番だけはプロとして振る舞うと決めているんです。不安要素を払拭するために、伸びしろに踏み込んでいろいろトライして、また一つプロになるという感じです。スタンスとしてはトライ、目指す先にプロフェッショナルがある感じです。

AIとともに生きる時代だからこそ「譲れないもの」を大切に、仲間とともに次の挑戦を楽しみたい

AIで代替できる領域が増える中で、人にしかできないのはどこだと思いますか? 今後AIとどう向き合いたいですか?

高倉さん:AIは基本、手段だと思っています。どう進化するかも分からないし、人間にしかできない領域の区分けも、これからまたどう変わるか分かりません。その不確定さの中で、自分がどう仕事に向き合いたいか、何のために仕事をしているのか、という目的だけはぶれないように持っていたいと思います。AIに振り回される人もいると思うし、「仕事がなくなるんじゃないか」と不安をもつ人もいると思いますが、自分が本質的に見失ってはいけないもの、譲れないところだけはぶらさずにいればこの先やっていけると思います。

私は、人にしかできないのは、やっぱり感情だと思っています。テキストに乗らないニュアンスを、表情から汲み取る。対面でしか感じられないものを感じ取る力だけは尖らせていきたいです。

鈴木さん:僕もまさに対人のところかなと思います。AIがデータとして持てないのは「人の心の中だ」と思っています。その人が何を思っているかは誰も正確には分からないけれど、「こうかな」とすり合わせていく作業が人間にしかできないことなのではないかと思っています。最初の課題の洗い出しや目的の共有、「この人は何がしたいんだろう」という対人の初動・引き出しのところは、人間の真価なのだろうなと思うので、これからも仕事の核として持っておきたいです。

最後に、これから仲間になるメンバーへのメッセージを。

高倉さん:受け身ではなく目の前のチャレンジを楽しめる人と、ともにチャレンジを重ねて働いていきたいです。理不尽な仕事もあると思いますが、それも楽しめる。自分の魂に自分で火をつけられる人。マインドがある人、ソウルがある人を募集しています。

鈴木くん:僕自身、「明確な夢は?」と聞かれると難しくて、すごく漠然とした状態で入社した一人です。イジゲングループはいろんな領域にチャレンジできるチャンスがあるし、環境も整っています。「これをやりたい」がまだ決まっていなくても、一緒に走りながら考えていきたいです。やる気さえあれば本当に何にでもなれると思うので、一緒に頑張りましょう。