採用インタビュー

パーパス再定義の背景と「成長インフラ」に込めた思い

作成者: イジゲングループ|Jul 1, 2026 10:25:47 AM

代表取締役社長
池 尚大

大阪府出身。株式会社リクルートでマーケティング・営業企画・人事・新規事業開発を経験後、東京から福岡へ移住。
デロイトトーマツで九州のスタートアップの経営支援・組織開発に従事し、自身もスタートアップのCOOとしてサービス開発・経営企画を担う。
2021年にイジゲングループへ参画し、現在は代表取締役として、経営から事業統括、サービス開発、中小企業の経営支援までを牽引する。


代表取締役専務
鍋島 佑輔

公認会計士。福岡県出身。デロイトトーマツで会計監査・株式上場支援に携わり、スタートアップから大手まで、新規事業・ファイナンス・オープンイノベーションを幅広く支援。
2020年10月にイジゲングループを創業し、企業の経営課題に対するワンストップなDX/HR支援を展開。DX支援後にジョイントベンチャーで共同創業した株式会社PECOFREEの取締役も務める。

取締役 開発本部長
永井 宏和

宮崎県出身。SIerで医療系やECをはじめ、幅広い業界のシステム開発に長く携わったのち、2016年にトーフラボを共同設立し、顔認証入場管理アプリの企画から開発までを主導。
2021年にM&Aを通じてイジゲングループへ参画し、現在は取締役開発本部長として、組織体制の整備や開発推進、そしてスタートアップ支援を牽引している。

今回、採用を強化する中で採用サイトを改めて立ち上げる経緯について教えてください。

鍋島:僕たちがやっていることや今の姿が、まだまだ伝えられていないなという思いがあって。今の会社の体制や、目指すべき姿、やっていることを、しっかり一貫性を持って発信したい、というのが今回ウェブサイトを作り替える大きな理由ですね。

今回パーパスやバリューを見直したところもあるので、パーパスとバリューに共感いただける仲間をどんどん増やしていきたい、というのが一番大きいかなと思っています。

パーパスが見直された経緯についても教えてください。

鍋島:社内のメンバーの想いは近いところにあると思っているんですよね。地域の企業のお役に立ちたいとか、地域経済にインパクトを与えたいとか、そういう想いは、特に経営陣はすごく強くて。だから、目指すべき姿を新しく議論したというよりは、これまで持っていたそれぞれの想いを「言語化すること」に時間を使った、という方が近いかもしれません。みんな同じ方向を向いていたけど、共通の言葉を紡ぐのに時間を費やした、というところですね。

加えて、僕たちイジゲングループは西日本フィナンシャルグループ(以下、西日本FH)のグループ会社という立ち位置にも注目しました。企業の経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報のうち、お金の部分は金融機関である西日本シティ銀行が地域企業のインフラとして担っています。残るヒト・モノ・情報の部分は、僕たちが支援できる領域である。そんな議論をしていきましたね。

さらに、今自分たちが置かれている立場――例えばグループの中でどういう立ち位置なのか、そもそも僕らが何をして会社をやっているのか――どうしていきたいのかを、言語化しようとしていきましたね。だから以前よりも、はっきりと旗の指し示す先が見えている状態を作り上げられたんじゃないかなと思っています。

「成長インフラ」という言葉に込めた思いを聞かせてください。

:これまでは、チャレンジャーを支援するプラットフォームであり、それに様々なソリューションを複合的に組み合わせたワンストップのソリューションを行って来ました。今回の「成長インフラ」に込めた思いは、今までと大きくは変わらないんですよね。ベースは、どれだけ分かりやすい言葉で、より多くの人に共感を得られるか。それを突き詰めていった結果、地域の成長を支援していく上で「インフラ」という言葉がいいのではないか、という議論で着地した感じです。

鍋島:あとは、インフラってやっぱり「なくてはならない存在」じゃないですか。だから、地域の企業が成長するために、なくてはならない存在であろう、という思いも込めたところはあるかもしれないですね。お客様と仕事をしている中で、お客様にとってなくてはならない存在であることとか、お役に立つとか、そういうところをしっかり言葉に入れた感じですね。

永井:インフラは単発で終わるものではなくて、ずっとそばにい続ける。電気も水もそうですけど、そういう形で、イジゲングループもその企業が成長するために、い続けないといけない存在。いわゆる伴走支援を継続的にやらせてもらえる、そこを託してもらえるような存在になりたい、という思いも、この成長インフラには含まれています。

:テクノロジーって、東京や海外でできたものを、ローカライズして、現場の方々に使ってもらって、どう実装させていくかだと思います。その「ラストワンマイル」の部分が、インフラとしてである僕たちにできることで。それってビジネスとしてはすごく難しいんですが、それをどう実現させるか。「ラストワンマイル」を届けるために、テクノロジーを変換して、手触り感を持って動かしに行く、ということは、絶対に意義があることだと思っています。

そのパーパスを目指すための指針として、今回「4T:Technology、The Professional、Teamship、Try」というコアバリューも発表がありました。
この「4T」は、どういう議論を経て紡ぎ出されたものなのでしょうか。

鍋島:やっぱり、パーパスを実現するためのバリューを考えたというところですよね。「成長のインフラ」って言ってしまうと、すごく難易度が高いところがあるじゃないですか。だからこそ、プロフェッショナルであり続けなきゃいけないよね、という議論が当然出てきて。「The Professional」という言葉が今回入っています。

永井:あとは、「Technology」。僕らが何の会社であるかを考えていく中で、やっぱり「Technology」の会社だよね、と。このテクノロジーは、IT・DX・AIといったものだけではなくて、例えばHRのコンサルティングのスキルもTechnologyであって、それぞれのだよね、という風に、言葉を作っていった感じでしたね。

:イジゲングループのメンバーが既に持っているものでもあります。The Professionalな姿勢であったり、難しいことにチャレンジする=一個上の目標を目指すということであったり、Technologyへの向き合い方も含めて。ただ、今って変化がすごく変数の方が多い中で、何を進めるのか、優先順位を改めて整理した、という形です。基本的に全メンバーがこのベースを装着しているものではあるけど、僕たち自身が地域の産業自体を支えていくインフラとして必要な優先順位を、上から4つ並び替えた、というところですね。

実際にイジゲングループで働いているメンバーは、どういう人が多いと捉えていますか。

鍋島:難しいな……いや、基本的にやっぱり「いい人」というか、優しい人が多いなと思います。人の良さというか、そういうのはすごく共通項としてあるなと。あとは、結構バックグラウンドが様々ですよね。若い人もいれば、子育てしながら働く人もいて。いろんなことをやっているからこそ、いろんなプロフェッショナルがいて、多様なスキルの人たちが多いのかな、という風に思っています。

永井:そうですね。能力の高い人が集まっているな、というところがあって。中途採用がほとんど、というところもあるんですけど、その中で、協調性を持って動ける人も同じように多いかなと思います。あとは真面目かな、根が真面目なメンバーも多いですよね。

:あとは、変数を定数にどう変えていくのか、みたいなことに面白みを感じてもらえる人も多いように思います。変数を自分のスキルやキャリアにどう変換するか、ということ自体に価値を感じてもらえている人。決まった定数を回すというより、変数を分解して定数にしていくこと自体が面白いと思っていたり、0から1にすることや1から5・10にすることを楽しめる人ですかね。

地域ってまだまだ変数の方が多い中で、それを楽しめる。大変だけど、それ自体を自分自身の力としてちゃんと蓄積することに意義を感じてくれているんじゃないかなと思います。
あとはやっぱり、基本的にみんな人が好きで、お互いのことをちゃんと思いやれる。それぞれがそれぞれの背景を理解したり、リスペクトし合っていると思います。

鍋島:あとは、地域が好き・地元が好きとか、地域をよくしたいという考えの方も多いと思うので、そこも共通項としてあるのかなと思いますね。

イジゲングループには「地域をよくしていきたい」というメンバーも多くいますが、地方企業をお客様としてソリューションを行うことについて、難しさ・面白みをどうお考えですか。

鍋島:(地方企業へのソリューションについて)僕が一番感じるのは、地域って「足りないもの」が多いということです。人・物・金・情報といったリソースも、東京のように資本が集まっている場所と比べたら、当然限られていますよね。でも、その環境だからこそ、企業は工夫してチャレンジし、独自性を磨いて尖っていかなければならない。そこの面白さや醍醐味って、地域だからこそ味わえるものだと思います。

また、マクロな話になりますが、日本経済を見たときに「一極集中」にはリスクがあると思っています。東日本大震災の時に強く感じたことですが、地域から成長する企業が増え、地域発の産業が創出されていかない限り、日本全体は良くなっていきません。そうした経済的な観点から見ても、地域産業を一緒に作っていくことの面白みややりがいは、非常に大きいと僕は感じています。

永井:開発やクリエイティブな目線で言うと、今の九州の企業様って、最初は東京(の会社)に相談しているらしいんです。そうなると、本当に欲しいものとか、お客様が困っているものが見えていないままに、遠隔で作られてしまう。そこに不満を持ってらっしゃる方も一定数いるかなと思います。本当にこの九州の現場に入って、そこに必要なソフトウェアは何か、デジタル化は何か、というのを見られる会社がないと、本物のDXやデジタル化って難しいんじゃないかなと思っていて。そこがうちの会社だとできるし、そこをやらないといけないかなと。

これは難しいところでもあるんです。お客様とお話をして、本当に必要なものは何かをちゃんと導き出して、形に作り上げていく、という方法が。ただそれは逆に言うと、僕らだからこそできるんだ、という思いを持ってやっていきたいと考えていますね。

:今、永井さんの話にもありましたけど、僕ら以外、誰もやらないんですよね。中小企業の支援って、絶対に難しいんですよ。多くのスタートアップ企業で例えると、やっぱり東京の資本が集まっているエンタープライズ向けのサービスに、技術も資本も集まって、いわゆるエコノミーがどんどん積み上がっていく。

2040年には、労働人口自体がもう明確に1/3足りない、地方だったら1/2足りないという時代がやってくる中で、この10年ぐらいでテクノロジーを使ったり、地域の人のリソースを生かしていくことができないと、地方の産業って明確に消滅していくんじゃないかと思っています。だからこそ僕たちは、その難しさの中でどうやるか、ということを、当事者意識を持ってやるというのが、難しさでもありながら面白さでもあって、更に言うとチャンスかなと思っています。

今後、仲間として入ってくる方は、どういう方だと一緒に働きたいと思われますか。

鍋島:僕はやっぱり一番は、地域というところに対して想いのある方が、いてくれると嬉しいなと思いますね。そこに対してパワーが出るところもあると思うし、やっぱり「好きには勝てない」と思うので。そういう人にやっぱり来てほしいなと思うのと、ただ「好きだけ」ではダメだと思っていて。そこには、自身のプロフェッショナルなスキルを生かして地域を良くしていきたいという人にしっかり来てほしいなと思いますね。

永井:僕はですね、もうこれは間違いなく4Tですね。ここに全部詰まっていて。さっき(鍋島さんも)おっしゃっていたように、技術力も必要だけど、ちゃんとそれ以上のことをTryする。難しくてもやるんだ、という気持ちを持ってやってくれる人じゃないと、多分うまくいかないだろうなと思いますね。

:僕は3つあって。1つは、もう圧倒的に「お節介な人」ですね。お客様って、課題を課題として認識されていないことも多い。だからこそ、彼らが課題として抽出していないことを、僕たちがどう発見して、そこにお節介を焼きに行くのか。社長と同じか、それ以上、あるいはその会社の経営陣以上に、その会社のことを本当に考えた上で、手を動かしたり、面倒くさがらずにコミュニケーションを取りに行ったりする。そこの「お節介」であるかどうか、というのが1つあると思っています。

もう1つは、圧倒的に学ぶ力を持ってほしい。今、技術的な変化がどんどん進んでいく中で、それを圧倒的に自分で学ぶということと、学んだものをやっぱり実行して、実践値を自分で貯めていく。「学んで実践する」ということができる人、それを楽しめる人と一緒にと思いますね。

最後に、チームのメンバーをリスペクトしながら、チームとして一緒に前進したいと思える人なのかな、と思います。

オフィスが移転し、開発・クリエイティブ・コンサルのメンバーが同じフロアになったことで、メンバー同士のコミュニケーションの中からお客様に向き合う姿勢や、The Professionalとしての議論を垣間見ることができるようになりましたよね。

鍋島:嬉しいですよね。うちってやっぱりいろんな人たちがいるので、プロフェッショナリズムを持っている人が、それでいいと思っているし、そこをしっかりみんなで助け合ったり、チームでしっかりお客様の役に立つように、というのをやっていきたいですよね。

永井:そこがうちの会社の魅力かもしれないですね。働く場として、自分の専門分野だけじゃなくて、いろんな専門分野・働き方も見られるし、チームでやっているので、そこは楽しいんじゃないかなと思います。